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トレードシステム

ツールやシステム

くりっく365は通常のFXと比べ歴史が浅い分、トレード機能的にはやや遅れている感があります。
今までFXに慣れ親しんだ人であれば煩わしい面もあるいかもしれません。

たとえば約定していない注文は必ず週末に失効するので、再度同じ注文を設定しなおさなければなりません。

また注意点としてファーストインファーストアウトという定義があります。 これはくりっく365の大きな特徴です。
これは複数のポジションを持っている場合などに、決済する際にポジションを指定できないという事。
ドルを111円と113円で買った場合(2つのポジション)には、決済ははじめに約定した111円からでないと売れないという事です。(ファーストインファーストアウト)
「ファストイン・ファストアウト」とは、新規注文が成立した日が古いポジションから、決済していくことですから、自由にポジションを決済できないというデメリットが生じるのです。

ファーストイン・ファーストアウトによる決済

ファーストイン・ファーストアウトとはポジションを反対売買によって決済する際、売買組合せ指定しない場合には、成立した日時の古い順に決済される取引ルールです。

たとえば下記のように取引を行ったとしましょう。
① 6月4日 午後10時 米ドル 10,000 買い
② 6月5日 午後11時 米ドル 10,000 買い
③ 6月6日 午前9時  米ドル 10,000 売り

このような取引を行った場合、①の買いポジションに対して③の売りポジションが反対売買(決済)されます。これがファーストインファーストアウトです。
つまり残るポジションは・・・
② 6月5日 午後11時 米ドル 10,000 買い
のポジションのみが残ることになります。


① 6月4日 午後10時 米ドル 30,000 買い
② 6月5日 午後11時 米ドル 10,000 買い
③ 6月6日 午前9時  米ドル 10,000 売り
このような取引を行った場合、①の買いポジションに対して③の売りポジションが決済の対象となりますが、買いと売りの数量が異なるため、③の10,000売り部分だけが反対売買(決済)されます。
つまり・・・・・・・
① 6月4日 午後10時 米ドル 20,000 買い
② 6月5日 午後11時 米ドル 10,000 買い
のポジションが残ることになります。

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